摂氏400度の熱で体積が約27倍まで膨張し、炭化物を形成することで延焼を防止する

古河電気工業は、火災時に遮炎性・断熱性を発揮する建築物向けの「薄肉高熱膨張耐火シート」を販売する。目地材や耐火保護材としての施工を考慮し、通常時2ミリメートルと薄く柔軟性を持たせたもの。摂氏400度の熱によって体積が約27倍、厚さが45ミリメートルまで膨張し、炭化物を形成することで延焼を防止する。

同製品は、炭化物が型崩れせずに形状を保持するため、従来品よりも火や熱を通しにくくなっている。建築関連の用途は、壁の隙間・目地材、防火区画貫通部、建築通気孔等の延焼防止材、構造体の耐火保護。

同製品の寸法は、幅750×長さ1000×厚さ2ミリメートル。片面にはアルミガラスクロスを貼り合わせる。重量は2.9キログラム/平方メートル。色はグレー。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部